- ナベコ
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こんにちは、経理部のナベコです。
最近、関東も冷え込みが厳しくなってきましたね!
田舎にいた頃はこの時期になると、あちこちのお宅の軒先に干し柿が吊るされていた記憶があるのですが、東京ではなかなか見ないですよね・・・!
そんなわけで実験も兼ねて干し柿に初挑戦してみました。
干し柿には普段食べる甘い柿ではなく「渋柿」を使用します。
これまた実家では近所の山に腐るほどなっていたのですが、ここは東京なので通販でぽちっとな~です。
愛宕柿という渋柿を10kg注文しました。(吊るし柿を作る時は枝をT字に残したものを選びましょう。)
この渋柿を
①一番下(お尻の部分)だけ皮を残してヘタ周辺まで綺麗に剥く
(剥く時はステンレス等のナイフを使う。鉄製のものは変色するのでNG!)
②グラグラ茹だったお湯にちょろっと柿をくぐらせて熱湯消毒&ホワイトリカー等のアルコールで消毒する
(干し柿の大敵であるカビ防止の工程ですので絶対省かないこと~!)
③荷造り用の紐で、干し柿同士が触れないように吊るします。
意外と簡単ですよね!
干してからは天気や干す場所の方角や風の状態等、色々な要素が絡んでくるので一概にこう!と言えなくなります。
11/20(日)に渋柿を処理したのですが、ここから2日程は悪天候・・・部屋干ししていました。
カビが怖いので、この寒い中、干し柿がある部屋は除湿をかけて出かけました(PД`q。)
その後晴れたのでやっと外干し!
元々狭いベランダが更にぎゅうぎゅうです。
今年は縦に並べる形で干しましたが、この形だと狭いベランダには向かないように感じました。
ハンガーを使って横に干す方法があるようなので、来年はそっちかなぁ。
一週間ほど干したら干し柿を揉む作業が発生します。
揉む事で渋を均等に抜いて、甘く柔らかい渋柿に仕上がるんだそうです。
干してから一週間後のタイミングで揉んで⇒そこから更に数日後に揉んで
一般的には2回揉むのが定番みたいです。
※飼い主が干し柿を揉む間、周囲を監視してくれるニャルソック隊員。
干して一週間位すると美味しそうな見た目になってくるんですよ・・・!
我慢できずにひとつ味見してみました。
美味しい!!干し柿ではない気もするけど!!!!(笑)
風味は干し柿なんですが、中身はトロトロですごーーーーーーく甘かったです。
左の写真は試食した一週間干したもの、右の写真は今朝撮った10日間干したものです。
3日間しっかり外干ししたので、随分見た目も変わってきました。
干し柿のレシピで検索をかけると、一週間干したら冷蔵庫に入れます!って人や1か月干すよって人、その中間かなって人、等々色々な作り方があることがわかります。
これが正解!っていうのは無さそうです。
自家製することのメリットは自分の好みに仕上げられることなので、ちょこちょこ試食しながら自分のお好みの干し加減を見つけるのが一番かなと思います。
東京の小さなベランダしかない賃貸アパートでも干し柿は作れます!!!!
少し手間はかかりますが、難しい作業もないのでお勧めです~
自分好みの味と柔らかさの干し柿、みなさんも作ってみませんかー?
賃貸、ベランダでの干し柿の作り方を探していてこのページにたどり着きました。ニャルソック隊員、可愛いですね!うちにも同じ白黒のニャルソックが一名おりますので、見張りをお願いしようと思います。
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