- 美術事業部 サイトウ
総記事本数:19
「彗星よ、こんにちは!」
彗星へ初着陸というニュースが朝の見出しに並んだ今朝。
宇宙という存在に興味や未知のドキドキに胸を踊らせていた子どもの頃と何一つ変わらず、ドキドキワクワク!宇宙って、いくつになっても、ロマン。
8月3日、285キロ離れたところから撮影されたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 ESA/Rosetta/MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA
人類史上初のこの快挙は、地球から5億950万キロの火星軌道と木星軌道の間にあるチュリモフ・ゲラシメンコ彗星へ、2004年3月の打ち上げから総距離60億キロ、10年間の旅を経て今朝着陸に成功しました。素晴らしい!!
アンビリバボー!
ところでこの彗星、秒速18キロ~25キロのとんでもない速さで、自転をしながら複雑な動きをしながら飛んでいるんですって。そんなところへ着陸機フィラエは着陸したのです。
雲を掴むとはこういうこと
夢物語のような本当の話。人間捨てたもんじゃないねぇ。
この着陸成功と、彗星観測で何が期待されているのか。地球にもたらされた水は彗星によるものという説があるように、このチュリモフ・ゲラシメンコ彗星も氷を含んでいるそうな。太陽に向かって飛んでいるこの旅路で、氷が水へと変化していく。「水の起源」「生物の起源」の解明への糸口になるかもしれないと期待されている。
Once upon a time …
彗星探査機「ロゼッタ」(Rosetta)と着陸機「フィラエ」(Philae)のアニメが感動的!
フィラエの公式Twitterアカウントは「ロゼッタと離れるのはさみしいけれど、彗星に何があるのか待ちきれない!」とツイート。
フィラエに帰還予定はない。10年間一緒だったロゼッタと離れて、彗星と共に太陽に向かう。少し切ない。これからもフィラエの旅路を応援したい気持ちでいっぱいです。
コメントをどうぞ