- コナガヤ
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こんにちは。今年二度目の風邪も直り、風邪の免疫力なら負けないと自負しているkonagayaです。
2014年のクリスマスも終わり年も明け、世間的にはイルミネーションシーズンは終了しているものの、以前から気になっていたイルミネーションのイベントがあった。
それが相模湖プレジャーフォレストで開催しているイルミリオンである。
関東最大級のイルミネーションのイベントと謳っているだけに、一体どれほどのものか見てみたかったので、今回実際に行ってみた。
都心から1時間ちょっとでいけるので、神奈川在住であれば一度は行っておきたい冬のお出かけスポットである。
以前に12月のシーズン真っただ中に行ったときには、駐車場に入るまでに2時間以上かかるようだったので諦めたことがある。
シーズン中は、運が悪ければ並んだあげく閉園時間になるパターンもあるようだ。
あれから年も変わり1月も中旬に入ってくれば、さすがに以前のような超満員の状態ではなくなるだろうと思いカーナビで相模湖周辺の道路情報を検索すると、渋滞もなくなっていた。
そういうことならばと、早速相模湖プレジャーフォレストに乗り込んでみた。
例のごとく支度が遅い私は、予定よりも2時間遅れの19時に到着した。
到着閉園まで2時間半程度しかないが、それでも駐車場は7割程度が埋まっていた。
気温はマイナス2℃しかなく、駐車場の水溜りは氷が張っていた。
そんな中でも続々とお客が入口を目指して入っている様子が見えた。
やはりシーズンを過ぎても人気であることがうかがえる。
入場料は、大人:中学生以上(シニア含む)が600円
小人:(3歳〜小学6年生)が400円
となっている。
今回、せっかくなのでイルミネーションの写真を撮ろうと写真機を持ってきたのだが、寒さのせいで途中からやる気を失っていた。
そしてそのやる気のなさを察したのか、写真機の撮像センサーが感光しないという謎の不具合が頻発した。
イルミネーションのレポートにも関わらず、写真もろくに撮っていない上にまともな写真が少なく、あまりお見せできる写真がなくて申し訳ないと、この記事を書きながら反省した。
入場口を出てすぐ右手に歩くと、時期外れのクリスマツリーと一面のイルミネーションがお出迎えをしてくれた。
紫色に見える部分が、光の花畑と言われるエリアである。
イルミリオンの開催時間は午後5時からだが、開園から1時間位は写真のエリアは人気のスポットであるため、どうしても写真に人が写りこんでしまう。
雰囲気のある写真を撮るなら、あえて人のシルエットを入れるなどして工夫が必要だろう。
このときから写真機に異常が出始めた。
その後、光の動物園エリアを完全にスルーするという体たらくになり、そのまま光のナイアガラエリアに移動した。
ナイアガラという言葉から滝のように動いているLED電球の演出を想像したが、固定で点灯しているだけだったので少し残念。
写真の下の方に白く飛んでいるものが写っているが、大きなダイヤモンドの装飾である。
ダイヤモンドだけを拡大して撮影することこんな感じだ。
続いて光の海エリアに移動した。
ノーベル賞を受賞した青色LED電球がこれでもかというくらい使われている。
赤崎勇(名城大教授)、天野浩(名古屋大学教授)、中村修二(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)に感謝しながら進んだ。
光の海の麓から観覧車が見える。
ここの少し残念ポイントは光の海の中にある葉の落ちた木があるのだか、その木があることで少し見える風景が遮られていた。
どうせなら葉の落ちた木にも青色LEDを付けられれば、光の樹海とも謳えたかもしれない。
光の海の遊歩道で足元をみるとたくさんの青色LEDが敷かれているのがわかる。
光の海のあとリフトに乗り山頂エリアに移動した。
リフトは一人往復400円となる。
リフトに乗らないと山頂エリアに行くことができず観覧車に乗ることができない。
観覧車に乗るにはリフト代の400円と観覧車代500円が人数分かかることになる。
このリフトは、風の影響もあるため、地上より寒く感じる。
リフトに乗る際は、徹底した防寒装備を身に付けることをおすすめする。
リフトを降りると、すぐに観覧車乗り場があり、その奥に大空天国という絶叫系のアトラクションがあるが、この日は大空天国はお休みしていたため観覧車に乗ることとした。
観覧車の景色は、ネタばれしないようにここでは伏せておこう。
観覧車の中も隙間風が多く入り込み寒いため、ここでも防寒着が必須だった。
そして、5分程度の観覧車を降り、また極寒のリフトで下った。
その後、光の宮殿と大庭園に移動した。
この時点であと5分で消灯という係員が叫んでいた。
LEDの芸術を目の前に1枚だけでも写真を撮りたいと思い、カメラ小僧魂に火が付いた。
そうやってラスト2分程度で撮ったのが最後の2枚の写真だった。
池になっている部分が寒さのせいで水面が凍っていた。
もし水面が凍っていなければ、水面に光が反射してもっと綺麗に見えるのかもしれない。
ライトアップの色も音楽に合わせて多彩に変化していく。
音楽は1曲2分程度で終わる。
次の曲が始まるまで2分程度何も光がない時間がある。
今回、このイルミリオンを体験してみた感想としては、関東最大級であるだけに期待を裏切らないほどの出来だと言えるだろう。
子供よりもむしろ大人の方が楽しめるスポットではないかと思った。
しかし、大敵は高所から来る寒さである。
寒い時期に出かけるのが苦手な方は、4月12日まで開催しているため暖かくなってから出かけてもいいかもしれない。
注意点としては、このイルミリオンは土日祝日のみ開催しており、平日は開催していない。
空いている平日を狙っていくと見られないので注意が必要だ。
また、冷えきった体を温めるため帰りにプレジャーフォレストに隣接している、相模湖温泉「うるり」に立ち寄ってみるといいだろう。
うるりの最終受付は午後9時のため、8時半にはプレジャーフォレストを出たいところだ。
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